施設長の声

 5月1日令和の御代が始まりました。平成の時代が終わりいよいよ新しい時代が始まります。皆さんは平成という時代をどう捉えていますか。災害がそれも歴史に残る程の大きなものが度重なった時代でありましたが、天皇皇后両陛下の国民に寄り添った被災地へのご訪問が被災された方々のみならず、テレビ・新聞等で報道されたことで多くの国民が日本国民として一体感を持ったのではないでしょうか。

 しかし災害はあったものの、戦争という一大事はございませんでした。福祉に携わる者として戦争がなかったことにより福祉に対する国の予算が随分変わってきたことに感謝を致しております。措置の時代が平成14年で終了し平成15年から支援費の時代へ平成18年から自立支援法の形になりました。当時知的障害者に対する予算は4,000億円でしたが平成31年度の予算は2兆円を超える迄になりました。高齢者、児童、身体、精神、知的障害と国の予算は莫大な金額となっております。

 予算は増えましたが、介護や支援の向上はあったのでしょうか。利用者の皆さんが幸福度が向上するような支援をしているのでしょうか。国から委託された支援スキルを予算の向上と共に上げることができたのでしょうか。

 しかし残念ながら虐待の問題はなくなりません。私どもなごみの里は安心・安全・快適な方針で利用者が我々の支援を受けることにより幸福度が向上することを目的としております。虐待とはその真逆で幸福度を損なうものです。絶対あってはなりません。

上皇、上皇后陛下のように利用者に寄り添い、利用者の目線で支援をしていただきたいと思います。令和の御代は虐待ゼロの時代になることを望みます。

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