3月職員会 松原施設長の話

 先月、2月21日になりますが、下関市の社会福祉会館で下関市内の社会福祉法人の理事長、施設長が集まりました。下関市社会福祉協議会の肝いりで下関市社会福祉法人の地域貢献・地域貢献推進協力会議が設立されまして、私共も参加する事になりました。私共の地域の代表の安倍総理大臣が言っておられます一億総活躍社会、それを厚生労働省が念頭に置いて地域共生社会を目指そうという事なのです。下関市の法人が集まって行う地域貢献は、生活困窮者等を対象に食事の提供等を考えています。

 戦後の社会福祉サービスは、例えば、老人、子ども、障がい者、このような形で制度が出来ました。それぞれが自立、発展して参りましたが世の中が随分と変わりました。人口減少、核家族化、地域社会の相互扶助の力が弱まってきました。人口減少で子ども会が無くなる自治会はありましたが、婦人会が無くなる、老人会も無くなった、という地域が結構増えてきました。私の住む近くにある町内でも子ども会が無くなりました。昔はソフトボールクラブでもその地域だけでそれぞれが1チームずつあり4チームありましたが、今では連合自治会の中で寄り集まって1チームしかないというような事があります。老人会も昔は、各地域でゲートボールをやっていました。公園の場所取り等で大変だったと思いますが、今ではゲートボールは無くなり、グランドゴルフは地域で何チームかしか残っていません。試合を行うのも難しい状況になっています。老人、子ども、障がい者等の制度からこぼれた方達、要するにこの縦割りの福祉制度がもう、世の中が複雑化また多様化しているので対応が難しくなってきているという事です。地域共生社会と言う考え方が出てくるわけです。今までは社会福祉サービスというのは要するに昔は措置ですから、国が決めて、受け手は事業者、法人、支え手は我々ということになっていたのですけれども、地域の中で受け手や支え手等は関係なしに、全員が受け手になったり支え手になったりする地域づくりを目指そうという事であります。地域づくりを他人事と思っていたことを我が事として、私も皆さんもいつどうなるかわかりません。個人個人の生活を社会福祉に結びつける。他人事ではなく、我が事のようにして、地域づくり、個人の生活、福祉サービスの繋がりを丸ごとやろうとするのが地域共生社会であります。このような事を念頭に置いて、下関市も社会福祉協議会の肝いりで社会福祉法人が、今は社会福祉法人をやっているのは我々ですから、そのような地域広域的な活動をしようという事なのです。

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