施設長の声

2020年この年を後世の人達は東京オリンピック開催年と呼ぶのだろうか、それとも新型コロナウイルスの流行によりオリンピックが中止の年と呼ぶのだろうか。

中国発症の新型肺炎が拡大し(3/5現在)我が国の感染者が1000名を突破してしまいました。

又、我々が居住する下関から感染者が出てしまいました。私どもの入所施設は高齢化が進行し、利用者や職員は1名でも感染したら思うとこの数日間眠ることも出来ない状況です。職員のマスク、うがい、手洗いを実行することは勿論、利用者の皆さんにも側について手洗いを指導しております。利用者の皆さんの唯一の楽しみである買物外出も中止しており、帰省外泊も中止です。インフルエンザと同様に外部からの侵入が第一と考えているからです。

毎日通って来る通所の方々(マイクロバスで小一時間は同席)の状況が一番厳しいと考えております。インフルエンザと異なり潜伏期間も長く、その期間中も感染力を持っているとのこと。1名でも感染者がでれば通所は即閉所を考えております。家族が気付かぬ間に感染を広げる可能性があるとのことですので、実際は感染者の10倍は潜在的にいても不思議ではないと考えます。

専門家によると、感染力は強いものの発症しても多くは軽い症状ですむ可能性があるということですが、高齢者が多く持病をお持ちの利用者には必ずしも当てはまらないと考えております。危機管理にあたり最悪の準備をし楽観的に対処しなければなるまいと考えております。

3月中は無観客のプロ野球オープン戦、大相撲、その他諸々が無観客か中止になっておりますが、真の国力は軍事力ではなく、医療、福祉、災害復興力です。我が日本の底力を見せつけて、4月からはオリンピック・パラリンピック開催に向けてガンバリましょう。

 

2020.3.5

松原 靖彦

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