施設長の話

 本日は、皆さんに改めて我々の仕事について考えていただきたいと思います。まず一番大切なことは何でしょうか。それは、利用者の人権を守ることです。我々の第一の使命は、利用者の権利尊厳を守ることです。利用者を大切にする、共に歩んでいくという姿勢を常に持たなければなりません。利用者が安心・安全・快適な生活(我々の支援が利用者にとって幸福度のアップに繋がる事)が出来る様に考えて支援をしていくことが、我々の成長に繋がると考えています。福祉の仕事は、成果が分かりにくいかも知れません。例えば、販売業だったら売り上げが数字として出ます。製造業だったら製品ができます。我々の仕事は、自分の仕事の成果や成長が分かりにくいことです。障害者を支援することの成果とは、自分の成長と言い換えることができると思います。我々の入所施設におられる方は失敗をするというよりも、そもそも最初から出来ない事が多い方達なのです。この方達を支援するときの成果とは、出来ない事を出来るようにすることではなく、その方が望んでおられることを見極めて、少しでも本人が充実していると思われる生活(快適な生活)をして頂くことが成果です。

 なかなか形には出来ませんが、形として現れないからこそ、志を立てて、それを支援の源として頂きたいと思います。そのような、形には見えない成果を上司が評価し、現場は利用者の思いに寄り添えば良い施設になるだろうと信じております。ですが、職員がたった一度の不適切な支援を行なってしまうだけで、法人の信頼は無くなってしまいます。ですから、皆さん一人ひとりが、利用者の人権を守るとは、お仕事を頑張っていただきたいと存じます。

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